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初期う蝕とその予防🦷|あもう歯科クリニック東淀川駅前|東淀川区の歯科・歯医者

初期う蝕とその予防🦷

こんにちは!

歯科衛生士の外山(とやま)です🐰

 

 

🍂11月になり、2024年も残すところあと2ヶ月となりました。

気温もガラッと変わり、冬の寒さを感じるような冷たい風の吹く日々が増えてきました。季節の変わり目は寒暖差に気をつけて、訪れる冬を元気で迎えたいですね☺️

 

さて、今回は初期むし歯についてお話します。

皆様もご存知の通り、むし歯の原因は歯垢(プラーク)です。歯の表面に付着する歯垢は、食べカスではなく、およそ7割が細菌で構成されています。

 

私たちが食べた食べ物の糖をプラーク中の細菌が分解して、酸を作り出します。この酸が歯の表面のエナメル質を構成しているカルシウムやリンを溶かしてしまうことを【脱灰】といいます。

 

脱灰された歯は、正常な歯質と比較して白く濁ったような見た目をしています。

しかし、常にこの状態というわけではありません。

 

私たちの口の中には唾液が存在しています。

そして唾液の作用はたくさんありますが、この脱灰に対して抵抗してくれるのが【再石灰化作用】です。

 

人の口の中では、これらの【脱灰】と【再石灰化】のバランスが保たれていればむし歯になることはないのです。

 

逆に、このバランスが崩れてしまい、細菌の力が勝ったときはむし歯になってしまいます。

 

 

では、どのようにして予防ができるのでしょうか?

 

1.ダラダラ食べをしない

おやつなどの食べ物をダラダラ食べていると、お口の中が酸性に傾きます。

むし歯菌は、食べ物に含まれている糖をエサにして、酸を出します。

この状態が長く続くと、歯が溶けやすい口腔内環境になってしまうので控えましょう。

 

2.フッ素を使用し普段からケアを行う

再石灰化の力を強くするためにも、脱灰より、再石灰化が進む口腔内環境を作ることが大切です。

そこで、フッ素が入っている歯磨き粉の使用や歯科医院でのフッ素塗布をおすすめします。

フッ素は、むし歯菌による酸の生産を抑制して、歯の表面を酸に強く変えてくれます。

フッ素には、再石灰化を促進する働きがあるのです!✨

 

これら2つのことを意識していただくだけで、口腔内の環境が良くなり、むし歯になりにくいようにすることができます。

 

当院では、初診時はもちろん、定期検診においても常に初期のむし歯から予防していけるように、早期発見に務め、フッ素の塗布までしっかり行っています。

皆様も毎日のプラークコントロールに、フッ素を加えたり、時間を決めておやつの時間を楽しむなど工夫して、より効果的に初期う蝕を予防しましょう!!🪥

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