クリニックブログ
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こんにちは!衛生士の外山です^^
夏が終わり、暦の上では秋ですがまだまだ暑さの残る日々が続きそうですね
皆様も体調管理には十二分に気をつけて過ごしてくださいね。
さて、皆様は普段歯磨きを行う際、どのように磨いてるのか意識したことはありますか?
実は、毎日行う歯磨きですが、歯ブラシの当て方や磨き方、ブラッシングの強さによっては歯茎を傷つけたり知覚過敏が起きたりとさまざまな影響があります。
そこで、今回は歯ブラシを用いたブラッシング法について4つ説明いたします。
①バス法
歯ブラシの毛先を歯面に対して45度の角度にして歯と歯茎の境目に当てて磨きます。毛先を歯茎の中に入れることを意識しながらその状態で小刻みに軽い力で振動させ磨く方法です。
歯ブラシをきつく当てると歯茎を傷つける原因になりますので、グーの形で握るのではなく、鉛筆を持つような持ち方で歯ブラシを持って磨きましょう。
②スクラッピング法
この磨き方は、歯ブラシを歯面に対して直角(90°)に当て、10〜20回を目安に磨きます。
毛先が歯と歯の間に入る程度の軽い力で当てて小刻みに振動させ1本ずつ丁寧に磨いていきます。
小さなお子様やお年寄りの方も簡単に磨ける方法です!
③フォーンズ法上下の歯を軽く噛み合わせた状態で歯ブラシの毛先を歯の表面に直角(90°)に当てて円を描くように奥から前へと上下の歯を一緒に磨きながら移動させる磨き方です。
歯ブラシの操作が簡単なのでまだ上手に磨けないお子様や小刻みに動かす動作が難しい高齢の方でも簡単に取り入れやすい磨き方です。
④縦磨き
縦磨き法は前歯に使うのが効果的で歯ブラシを文字通り縦にして磨く磨き方です。
歯の表面を、正面左右の3つに分けて磨きます。
歯並びが気になる方や、前歯の裏側を磨くのに適しています。
歯と歯の間の歯垢除去に最も適している磨き方ではありますが、100%の汚れは取り切ることができません。そのため、デンタルフロスや歯間ブラシとの併用を推奨します。
いかがでしたか?
毎日行う歯磨きでも実はこんなにも磨き方に種類があります。そして、磨き方や当て方によってお口の中の状態も変わってきます。
皆様も日々の歯磨きにおいて、磨き方を再度意識し健康な状態を保てるようにしましょう!
また、定期検診でも歯ブラシの指導は行っていますので、気になることがありましたら気軽にお声掛けください!