06-6151-2647
WEB予約

クリニックブログ

Blog

酸蝕症について|あもう歯科クリニック東淀川駅前|東淀川区の歯科・歯医者

酸蝕症について

みなさんこんにちは☺️

4月から入社した歯科衛生士の外山(とやま)です。

最近編み物にハマっています🧶

みなさんに楽しくむし歯予防、歯周病予防をしていただけるように精一杯がんばりますので、どうぞよろしくおねがいします。

 

 

 

 

さて、先日担当させていただきました患者様より、

「お酢ドリンクとかで歯は溶けるんですか?それはむし歯ですか?」

といった内容のご質問をいただきました。

 

 

 

 

その答えは⭕️です。

正確にいうと、お酢ドリンクで歯が溶けることは⭕️ですが、むし歯ではないんです。

では、何なのでしょうか?

 

 

 

答えは『酸蝕症』です。

 

 

 

 

むし歯の成り立ちは、

まず私たちが甘い食べ物を食べて、口の中に住む細菌が甘いものを餌にして活発になり酸を出します。

その酸が常に口の中の環境を酸性にしてしまうことによって歯が蝕まれてむし歯ができます。

 

一方で、酸蝕症は

黒酢やりんご酢などのお酢ドリンク、炭酸水などを常に飲むことによって口の中のphが酸性に傾き、また液体そのものの酸によって歯のエナメル質をとかしてしまうことにより起こります。

そのほかにも、胃酸や、酸性の薬剤の服用も原因となりうるのです。

 

酸蝕症の特徴として、冷たい飲み物、熱い飲み物を口にすると歯にしみたり、歯にツヤがなくなる、歯が黄色くなるなど、個人差はあるのですがこのような症状が現れる場合があります。

 

 

 

 

では、どのように予防していけばいいのでしょうか?

 

①ダラダラ食べたり飲んだりしない

酸性の飲食物を長時間ダラダラ食べたり飲んだりすると、口の中が常に酸性が強い状態になります。

私たちの唾液の中には再石灰化を促す成分のリン酸イオンやカルシウムイオンが含まれているので、酸によって脱灰された歯質を修復してくれます。また、唾液中に含まれる重炭酸イオンは、口の中の酸性の状態を中性に戻そうとする作用があります。

しかし、ダラダラ食べを続けてしまうと、これらの唾液の作用では補うことができなくなるのです。

 

②定期的なフッ化物塗布

フッ化物を塗布すると歯質の強化と歯の再石灰化の促進といった効果が期待できます。
これにより、エナメル質が溶けにくくなり、むし歯予防はもちろん、酸蝕症の予防もできます。

みなさまが定期検診に来院した際、最後にさせてもらうことがこのフッ化物塗布です。

当院では、フルオールゼリー®︎という、ゲル状のフッ化物を使用しており、りんごの風味がするので子供から大人まで安心してむし歯や酸蝕症などの予防することができます。

 

 

毎日歯磨きを丁寧に行っていても、日々の生活習慣によっては自分の歯が気づかないうちにむし歯や歯周病、そして酸蝕症などのさまざまな病気のリスクに侵されていることがあります。

そのため、もし見つかっても早めの処置ができるように、3ヶ月ごとの検診に定期的に来院いただき、一緒に予防していきましょう!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カテゴリー

最近の投稿

月別アーカイブ

pagetop