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舌磨きについて🪥|あもう歯科クリニック東淀川駅前|東淀川区の歯科・歯医者

舌磨きについて🪥

こんにちは!

歯科衛生士の外山(とやま)です🐰

 

2024年も残すところ数日となりましたね!皆様は新年を迎える準備お済みでしょうか?

私は先日、自宅の大掃除を行いました🧹いつもの掃除より念入りに行い綺麗になった部屋を見て、くる年がとても待ち遠しいです😊

皆様も良いお年を迎えてください!

 

さて、本日は“舌苔”のクリーニング「舌磨き」についてお話しようと思います!

 

“舌苔”とは、舌の上に付着する苔のような汚れのことです。

歯周病細菌そのものや、唾液の成分、お口の中の粘膜が剥がれたもの、食べカスを元に細菌が作った物質などさまざまなものが、苔状になり舌の表面に付着し、口臭や味覚障害の原因となります。

 

また、唾液や食べ物と一緒に細菌が気道や肺に入ってしまうことで起こりうる誤嚥性肺炎のリスクも高まります。特に、舌苔が原因で誤嚥性肺炎を引き起こすリスクがあるのは、高齢者や飲み込む力が低下している人などです。

 

 これらの原因を取り除くのに「舌磨き」は欠かせません。

 

【舌磨きのポイント】

舌磨きを行う際には、適切な方法を守ることが大切です。
以下のポイントをご紹介します。

  • 適度な頻度:過度に使用すると舌を傷つける可能性がありますので、1日1回を目安に磨きましょう。
  • タイミング:1日1回、朝起きたときが最適なタイミングです。就寝中は唾液の分泌が減るため、細菌が繁殖しやすい状態になります。舌全体に細菌が付着した状態のまま朝食をとると、食べ物と一緒に細菌を飲み込んでしまう可能性があります。
  • 清潔を保つ:使用後はしっかりと洗浄し、乾燥させることで、ブラシに細菌が繁殖しないようにしましょう。
  • 使い方:力を入れずに、優しく行うことが大切です。舌の奥から手前に向かって、3〜5回ほど軽い力でブラシを動かします。

舌みがきは、口臭を予防するために効果的ですが、方法を間違えると逆効果となります。

 

舌を傷つけないように注意すると、効果的に舌苔を落とせます。

 

【注意点】

舌みがきの際は歯磨き粉は付けず、水で濡らした舌ブラシで磨きましょう。

歯磨き粉の大半には研磨剤や発泡剤が含まれており、柔らかい舌の表面を傷つけることがあります。

基本的には何も付けなくても舌苔は取れますが、口臭が気になったり口の乾燥が気になったりする場合は、殺菌成分や保湿成分の含まれた舌みがき専用ジェルを使うのもおすすめです。

 

いかがでしたか?

 

舌苔が多く付いていると、1回の舌磨きではなかなか落ちないかもしれません。しかし、1日に何度も行うのではなく、頻度を守り舌磨きを続けると、少しずつ落ちますので根気よく続けてみてください☺️

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